SL-1200MK7を買った話

ここ数年CDに未収録の音源を形だけでも収集しておこうとたまにレコードを買っていましたが、それらをDJで使えるようにしたいなぁ~と思うようになり、1ヶ月熟慮の末にTechnicsのSL-1200MK7を購入しました。

 

色々楽しみながら、周辺機器に散財しまくってるので今回も備忘録的に好き勝手書いておこうという記事。

 

 

準備 IKEA

 

まずは部屋にタンテを置けるように色々とお片付け。

それまでホームセンターで1000円で売ってるようなカラーボックスを並べていましたが、IKEAのKALLAXをDJブースとして使うIKEA Hack記事をたくさん読んでいい感じにまとまるな~と見て購入。

KALLAX本体に下部フレームを付け、高さ90センチで本当にぴったんこですね。

タンテを縦置きは流石にできないですが、どちらにせよ横置き派になるつもりだったのでモーマンタイ。

 

購入 秋ヨド

 

Technicsはネット通販等で買えず、基本的には販売店に直接行かないと買えません。

自分はヨドバシアキバで購入。ついでにあれこれ必要な周辺用品も案内してもらいました。

 

針はとりあえず簡単なConcordタイプでOrtofonのCLUBをチョイス。

下のリンクは2本セットですが、買ったのはシングル。

 

SL-1200はフォノイコライザーが付いてないので、audio-technicaのAT-PEQ3。

 

この辺はあったほうがいいですよ~とのことで、クリーナー関係。

(ただし、Ortofonは湿式のスタイラスクリーナーは非推奨)

 

オヤイデのフォノケーブル。

これは自分が純正付属ケーブルより使い勝手が良さそうという印象で追加チョイス。

 

ただ、帰って開けてみたら全然違うケーブル(⇩)が入ってたので店員さんピッキングミスっとる…と無駄な出費。フォノケーブルはその日のうちにサウンドハウスでポチりました。

 

と、変に余計な出費もありつつも、秋ヨドで一式揃えました。

 

配線は、ターンテーブル→<オヤイデ>→フォノイコ→<CANARE>→Mackie→スピーカーやらオーディオインターフェースやら色々分岐。という感じで配線。

 

ギターシールド等での経験でCANARE使っておけば問題ないと思い込んでる民なので…。

 

 

追加購入

で、ここからあれも欲しいこれも欲しいと更に散財。

 

今回付いたヨドバシゴールドポイントで早速、audio-technicaのクリーナーなどを予備として購入。

 

 

UDGのSL-1200シリーズ対応ハードケースがケーブル排出口があって入れっぱなしでプレイできるとのことで、便利そうだしものは試しと購入してみましたが、色々残念な感じだったので使用するのは断念。

細かいところはサウンドハウスのレビューに書いたので見つけて参照してみてください。

 

 

次にディスクユニオンであれこれ注文。

レコクリンとレコクロスをどんなもんじゃいとお試し購入。

自分はキムワイプと精製水でいいかなぁ~という感想。JKワイパーとかケイドライもお試し予定。

それとスリップマットとコルクマット(3mm圧)を購入。

 

スリップマットの製造元調べたら、DJ向けで有名なDr.SUZUKIと同じ製造元だったので、この価格で同じスペックはなかなかアドだなぁ~という印象。

ただどうせなら文字ロゴじゃなくてかわいいやつ欲しいなぁ…と。ちいかわのスリップマット普通に販売してくれないかな…。オーダーメイドもうちょっと安ければオーダーしやすいのになぁ…という感じ。

 

コルクのほうは使ってみたところ静電気がなかなか溜まりやすいのかホコリが吸着するので下に敷く静電気除去シート等を試そうかなと検索中。

 

合計金額

結局いくら使ったんじゃいと計算。

まずSL-1200MK7が12万円、針とフォノイコで31,300円。最低限で15万とちょっと。

盤のお手入れ用品が合計4,500円。

ケーブルやマットなどのあったら便利なものが8,000円。

冒頭のIKEAのラックで9,500円。

いらない無駄遣い(ケースとケーブル)で21,500円。

別途記事にするかもしれない百均で買える代用品とかネタ的なやつに4000円。

 

そんなこんなで合計198,800円くらい。

無駄を削ればそれなりのブックシェルフスピーカー買えましたね。

ゼロからSL-1200で揃えるとなると20万円くらいが必要ラインになりそうです。

 

 

毎日鳴らしてます

 

一通り揃えて、持ってる盤を清掃したり、レコ屋巡って買ってきてはアウターカバー・インナーカバーを新しいのに替えたりして、ぼちぼちPCで録音やノイズ除去、EQ調整とかをやってみたりしてるところ。

 

そんなことをしつつ、おなじみ中華通販AliExpressで怪しげなものを買ってお試ししたり。

 

音が出ることだけ確認して、まだ調整とかも適当。怪しげなヘッドシェルとかも購入したので届くのが楽しみ。別途中華針レビューとかそんな感じで記事にすると思います。

 

 

 

今後の狙いは、フォノイコライザー代わりにDJミキサー欲しいなぁ~とか、針沼にズブズブ浸かっていきたいなぁ~とか、シェルリード線自作したいなぁ~などなど。

 

自分は変にこだわってSL-1200が欲しい!と購入しましたが、聴く/録る目的なら、他社の同系統ターンテーブルで十分だと思います。

audio-technicaのAT-LP120XBT-USBとか、PioneerのPLX-1000とか。

電源トランスの位置が悪いとか細かいレビューも見ましたが、実際問題大きくノイズ等影響が出ることもないと思いますし、SL-1200と価格差がだいぶ開きがあるので(大体SL-1200の半額)、お財布とよく相談しましょう。自分は2台目買うならPLX-1000を買うと思います。

 

ついでに調べてるときに出てきて欲しくなってKickstarterでPhononのモニターヘッドホン等々注文してるのでまだまだ散財は続きそうです。

 

アナログレコード沼にウキウキで片足つっこんだので、あとはズブズブに浸かっていきたいと思います。