中華ペダルのブランドっていくつあるんじゃろ。となんとなくの疑問でAliをぽちぽち検索してみました。一覧になってるかどうかは怪しい。
基本的に中華ペダルがAliexpressで販売されている場合、正規店のようなものはなく、同じペダルでもいくつものストアが出品しています。
当たりのストア見つけると基本的にそこで買えば最低価格!って感じなんですが、ストア自体気がつくとなくなってたりするので基本的に保証はなく自己責任で買うくらいの気持ちでポチりましょう。
ハズレ引いたらストアがあるうちにクレームいれてもう一個送れ!って言うといいです。大体返品なしでくれます。
そんな感じでただ羅列していくだけ。
各社画像入れようかとも思ったのですが、拾ってきて加工して云々が途中でめんどくさくなってきたので調べてみてください。
調べるとだいたいヤフオクとかで転売されてるのがわかったりして、あっ(察し)となります。
ブランド毎にカテゴリを分けてる見やすいストアは貼っておきますが、ここが最低価格なわけでもないので、色々検索してみてください。
https://www.aliexpress.com/store/group/Guitar-Pedal/5249093_516304049.html
・Joyo
最近ではすっかり市民権も得たのか普通にレビュー動画もよく上がってますね。コピーモデルだけでなくオリジナルっぽいものもちょこちょこ見かけるように。
値段対は4,000円~20,000円。割と幅広くラインナップがあります。
ZIP AMPとかあのあたりが気になりますが、特別買う気はないです。
一般的なコンパクトサイズ、オリジナルデザインのコンパクトサイズ、マルチまで幅広め。日本市場だとキタクニミュージックが正規代理店ですね。
・Mooer
こちらもすっかり日本市場に馴染んじゃってますね。ミニサイズを基本に多種多様なエフェクターを提供しています。特にオリジナリティがあるのはアンプシミュレーターのシリーズでしょうか。
価格は4,000円~50,000円まで。地味に小物系も色々作ってて好印象。私も一個評判いいやつポチってみました。はやく届かないかな。
地味にちっさいエクスプレッションペダルとか気になってるんですよね。高いから買わないけど。
意外と評判いいDIなんかはキャビネットシミュレーター付きだったりしてミニサイズでよくここまで詰め込んでるなぁって印象。
何のコピーモデルかはあまり公にしてないですが、まぁ大体わかりますよね。
ちなみにエレハモがMicroPOGを丸パクリしてる!ってことで訴えたのもmooerです。プログラムの著作権表記までパクって解析したらまんまだったという中華ペダルらしいオチ。ちなみに生産終了したらしいですがまだ売ってます。プログラム書き換えたのかどうかは流石にわからんのですが。
日本市場だとLEP INTERNATIONALが正規代理店です。
・Mosky
パクったエフェクターの名称も堂々と載せちゃう潔いブランド。というかケンタウロスとかそのまんまイラスト載せちゃってる。
意外と便利な小物も作ってて、超ミニサイズのバッファや、tapスイッチとか。tapスイッチはセールで数百円で買ったので持ってますが、実験したことがなくハンダ付けの台になってるので、いつかディレイtap使えるか実証してみたいところ。
気になってるのはFazzFace(BC108)ですかね。お試しファズとして使ってみたい。なんならゲルマニウムトランジスタに交換できるならしてみたり?
コーラスペダルなんか欲しいなと思って、どこのを買うか悩みましたが、ちょっとオシャレだったので、ここのCE-NANOというコーラスペダルをぽちり済みです。こっちもはよ届け。
価格帯は2,000円台中盤くらい。ちょっと変化球のマルチっぽいペダルは5,000円とか。
国内だと横浜のベース専門店Geek IN Boxとかで輸入してますね。明確に代理店は定まってないかんじ?
・ammoon
The中華系楽器ブランドの代名詞。ペダルも地味にあります。
コンパクトは2,000台後半。マルチは3,000円台。
意外と形状が様々あり、それによってコンセプトも異なる模様。
ただammoonは個人的にペダルよりもウクレレとかそっちのイメージが強いのもあってなんとも言い難いです。
ここからはマイナーな中華ペダルだと思います。
・KOKKO
AliでGuitar Effectorと検索してると結構ヒットするのがこのメーカー。
デザインは統一感もあり、似たような種別で作ってる感じですね。
チューナーとかルーパーとかもあるのがいいですね。使い物になるかどうかはさておき。
価格帯は2,000円~5,000円。中身の複雑さがそのまま値段に影響してる感じ。
・Aroma
こちらはどちらかというとカポとか弦とか周辺小物に強いブランドの印象があるのですが、ペダルも一応展開してます。
特徴はコントロール部とフットスイッチの間に鉄のバーがあって間違ってノブを踏まないようにしてるところでしょうか。あることによって踏みにくそうとも思いますが。
一見しただけでなんのペダルかわからないのでちょっととっつきにくい。とはいえかなり独創的なものも混じってます。一つ例を挙げると、「MARIO」というペダル。おそらく8bit風サウンドへ変えるシンセ系ペダルなのかと思いますが、商品説明を見てもよくわからない。
届いてみてのお楽しみ感は強いですね。なんとなくですが、商品展開的にモジュレーション系のエフェクターに強いブランドのように見えます。
値段帯は2,800円~4,800円くらい。
・BIYANG
コンパクトサイズよりかは少し大きめ。地味にポップなデザインにしてるのが面白いですね。アコースティック系のペダルも扱ってるので、そっち方面の人は気になるものがあるんじゃないでしょうか。
私はあんまり興味が沸かない。
値段帯は4,000円~6,000円。
・Caline
まだあまりラインナップも整ってない感じのブランド。横幅のあるコンパクトサイズ。
大体3,000円代で、特殊なものだけ~7,000円まで行く感じです。なんとも言い難い。けどデザインはエヴァデザインっぽいものとか色々あります。作りは微妙だけど。
・Saphue
ここのペダルはちょっと気になってます。というのもデザインがいい。ミニサイズですが、外装の作りが独特です。
もちろんコピーモデルだと思いますが、変に機能を付けたりすることなくコントロールパーツがシンプルなので扱いやすそう。
10種確認できますが、全て1,799円で統一感もあっていいですね。ストアにもよるとは思いますが。
・EX ENO
他の中華ペダルとは若干違うぞ!みたいな印象をデザインと機能から感じますね。7bandグラフィックイコライザーを縦に無理やりミニペダルに入れてたり。
しかもそのグラフィックイコライザー、ギター用とベース用で分けてるのが良いですね。いらないけど。
2,000円~5,000円で種類もまぁまぁあります。
説明も丁寧でデザインも良いのですが、同じエフェクターで見たときに相場的には少し高めというのもあってかそこまで売れてない様子。mooerが強すぎるだけとも推測しますが。
・NAOMI
日本ブランドっぽくしてるのが地味にいやらしい感じ。とはいえ見た目は落ち着いてていい感じ。名称などを見ていると、他の中華ペダルを更にパクったの?って感じに名称ダブリが多々あります。扱ってるストアも少なめ。Saphueの外装と大体同じなとこも含めたらもしかしたら…?
値段帯は2,000~3,000円。
・Twinote
歪み系が豊富ですね。ミニペダルだけでなく一般的なコンパクトサイズも混ざってるので、割とサウンド重視かも?
コピーであることをそこまで隠してないので選びやすいですね。
値段帯は1800円~3000円くらい。TS系ペダル試すならここのを買おうかなぁと悩んでます。あんまり用途がないんですがね。
・iSet
ちょっとかわいいイラストが付いてるミニペダル。ブースターとフランジャーのイラストがかわいい。
ここまで書くのに色んなストアを見ましたが、あんまり扱ってるストアもない様子?ブランド名で検索してもヒットしません。謎。
値段は2,326円均一。
また探すのも嫌なのでこれはストアページ貼っておきます。
・CUVAVE
こちらも統一感のあるデザインで、興味をそそるのはリバーブですかね。9種のエフェクト内蔵で3,278円。とはいえ、9種全てがリバーブの種類だけかと思いきや、全然違うフランジャーとかコーラスが内蔵されている模様。
2,000~3,500円で、機能で値段を決めてる感です。
・Rowin
大体中華ペダル漁ってると一個のストア内で全機種見れて、後は価格の比較をストアごとにするという流れなんですが、このブランドは癖がありますね。ストアごとに扱ってるペダルがバラバラでなんとも言い難い。
形状もバラバラで縦横無尽にパクってる感じかな…?
とはいえだいたい2,000円~4,000円くらいです。ラインナップも他ブランドとあんまり変わらないので買うとしたら挑戦ですね。
・Pigtone
ここのペダルはイラストがかっこいいですね。種類もそこそこ。
それ以外あんまり印象がない。色々見すぎて。
価格帯は2,000台後半。
段々書いてて飽きてきたので(残ってるのは個人ビルダーっぽいブランドとかなので)最後はAliexpressから消えた中華ブランドでも紹介しておきます。
・Donner
Amazonに移行したのかAliexpressだとあまり見かけません。
とはいえあまり価格帯も変わらず、Amazonで買えるということもあってそこそこ人気のようですね。3,000円前後です。
・NUX
実際にはちょこちょこ残ってはいるのですが、ほぼほぼAmazonに移行してます。
デジタル系のエフェクターに強いらしく、値段帯も1万台。
結論としては、中華ペダルは基本的に似たりよったりのアナログエフェクターが多いため、サウンドテストしないと本格的な比較はできないです。
その点、レビューが多いブランドは有利かなと思います。
基本的にはJoyo、mooer、Moskyから選べば間違いはないかなと。
ただちょっと人柱になってみたい、変な謎ペダルを使いたい人は漁ってみるといいかもしれません。
個人的には、Saphue、EX ENO、iSetが気になりつつも、多分買うとしたらmooreかMoskyかの二択で買うかな。
国内でも展開されているmooerを安く買うなら、Aliexpressで買うと国内流通価格の半値くらいで手に入ったりします。セールとかも絡んでくると尚更。
既に注文している中華ペダルが手に入り次第、ギターボードに組み込んでどんなもんかいじくってみようと思います。
(比較のためにmooerのコーラスも手に入れようか悩ましい。)