最近更新が滞っていたので、いくつかオーディオネタを出しておこうという記事です。
先んじて駄文。
先日このブログを見た方からSL1200 Mk7を購入したいのだけれどアドバイス等ありますか~とTwitterのDMに来て、数日に渡ってやり取りをしましたが、無事購入したそうです。その後どうなったやら。
ただ基本的に個人間のやり取りはめんどくさいのでなるべくお断りしたいところです。そういうQ&A記事のリクエストであれば全然検討するのですが。
このブログで収益が発生することもなければ個人間やり取りで見返り求めるわけにもいかないしうーんめんどくさいという気持ち。なんとなく察して。
最近Twitterの貼り付けができなくなったのに加えてAPI云々で無理矢理貼り付けても無効化されたりしてるので、基本的に向こうで投稿した画像の貼り直しになります。
レコード針の話
夏ごろに完実電気のデッドストック放出でSHUREのM44GとM44-7が若干数販売され、速攻で一つ手に入れました。販売当時の価格より倍以上でしたが仕方ない。
かなり綺麗な状態です。これが1万以下で手に入っていたのだから羨ましいものです。
取付時にTechnics純正のリード線を折ってしまったため、オヤイデのリード線に交換。針は流石にもったいないのでNAGAOKAの互換針に交換して使用しています。
ミッド~ローエンドまでの出方や出力の大きさがいいですね。OrtofonのClubより気に入りました。
ただ前々から気になっていた、針による音量差をミキサーでどうこうするのが難しいので、ゲイン調整可能なフォノイコライザーが欲しいとなり、追加でARTのフォノイコライザー(Precision Phono Pre U)を導入しました。
左はこれまで使っていたオーディオテクニカのフォノイコライザー。
配線の取り回しが右から左へ流れていくオーテクに比べ、後ろ集中のARTはちょっと厄介になりましたが、ゲイントリムでいじれるのはやっぱり便利です。
フォノイコライザーによる音の変化よりも針の変化のほうが大きいので今のところ不満点はないですが、ARTのほうのAC電源は割とちゃっちいのでちゃんとしたトランス電源のものに交換してもいいかもしれないですね。
部屋の配線と、パッチベイの導入
今現在自室はこんな感じの配線になっています。2台のPCを繋ぐところにARTのパッチベイ(T Patch)を導入しました。
内部の仕様を理解するまではちょっとだけお勉強タイムが必要でしたが、これにハマってBEHRINGERの24ポートパッチベイもミキサー用に購入するくらい便利だなぁ~ってなりました。
アウトボード類を一部キャノンで整理するのにART X-Patchの導入を考えたところ、まさかの生産終了していて凹み。
じゃあ普通に配線できるようにそろそろ12インチラック類を整理するか~ということで、ラックも購入。
4Uの卓上タイプで、奥行きがショートタイプでちょうどサブデスクの下に入れるのにいいな、ということで。
これまで使うときに引っ張り出してまた収納とやってましたが、常時接続できるようになりました。
BEHRINGERのパッチベイに繋ぐ用にPhone ×2のデュアルケーブルをたくさん買わないとな~といろいろ探し、配線はCANAREに統一したいところでしたが値段や手間を考えると別のものにしようということに。
最終的に端子がわかりやすい白赤で、金メッキ端子なのに安価なTOMOCAのケーブルにしました。
とはいえ配線の取り回しに悩みまだ接続が完了してない…。
線材がどこのものかわからないので、中がシールド構造になっているかどうかわからないですが、ノイズ乗ってもとりあえずはまぁいいやってことで。切れば一発なんですが。
今のところノイズが乗ったり変な点はないですね。
そんな感じで部屋の配線でした。パッチケーブルはしばらくはクラシックプロの安いやつですが、流石にこのくらいは作ろうと考えてます。
30センチのCANAREのケーブルにREANの端子かな~。
イヤモニ(SE215)のリケーブル
中華イヤホン解説レビュー動画を見漁っていて、気になったいくつかのケーブルをAliで購入してみました。
左
SHURE純正(短め)
GAOHOU(これまでメインで使ってた900円くらいの安いやつ)
Nicehck SnowWings(2,342円)
右
犠牲者SE215グリーン
Kbear(600円くらい)
Nicehck jialai jly3(1,741円)
銅線のクオリティ、銅線に対してメッキをどうしているかというところで金額差に影響しています。
ちゃんと比較したのはKbear、SnowWings、jialai jly3の3つ。レビューらしいレビューは自分は無理。参考動画でどうぞ。
Kbear
SnowWings
jialai jly3
自分は緑のSE215なのでjly3をセットアップとして使っています。
SnowWingsはケーブル重量がまぁまぁあるので、常用には使わないかなという感じ。
音で言えば確かに差は感じるものの、特筆して大きな変化かというと誤差レベル。
断線し、高い純正買い直すくらいならKbearを買い溜めしておいてそれを消耗品として使うのがベストかなという感じです。
いまはmmcxよりも2pinのイヤホンのほうが主流になりつつある感じも見受けられますがどうなんでしょう。
ケーブルによる差を大きく感じるとしたらDDイヤホンではなくBAイヤホンで出てくるかな。
215にはそこまで影響を感じないというのが自分の結論です。
ケーブルよりも最近お熱なのはイヤピースの方です。
前々から気に入って移動時用の215にはつけていたfinal Eタイプ。
これの自分にフィットするサイズを追加購入し、持っているSE215すべてに装着しました。
SHUREイヤホンにはそのままではサイズが合わないため、同封されているアダプターを使用しますが、別にホームセンターに売ってる水槽用のシリコンチューブでアダプター代わりにすればいいんじゃねと、サイズを測って購入。
内径3φ、外形5φのシリコンチューブをノズルにかませてfinalのイヤーピースで統一しました。
finalのイヤピは中の軸部分がもちもちしてて長時間付けてても疲れないんですよね。蒸れはしますが。
フォームタイプのイヤピは正直好きじゃないのと、純正のゴムイヤピは年々質が悪くなっているのか、接合部分のバリで外耳道がかぶれたりするのでもう手放せません。
元々final好きなのもあってもう一台215買っちゃおうかな~とか考えてます。スペシャルエディションじゃないやつで。
モニタースタンドとインシュレーター
IKEAの新製品ローネスペラレ モニタースタンドがちょうど良さげだな~と購入。
いままでよりもJBL 104のリスニングポイントを高くすることに成功したものの、しばらく使ってみて、コルクのコースターは敷いてあるもののスピーカー自体の振動がモニタースタンドに伝わってロスが生じてるなと感じ、振動を抑えるインシュレーターを置くか、ということに。
2種類のメーカーの防振ゴムを比較して、なんか違うかな~と実験。
購入時点では和気産業は211円、トラスコは164円でした。
結果から言えばトラスコのほうがゴムの質は良さそう。溝の加工などはほぼほぼ一緒でした。
コルクコースター・防振ゴム・コルクコースター
コルクコースター・防振ゴム・コルクコースター防振ゴム・コルクコースター
この2パターンで試してみたところ、防振ゴムを増やすとより定位感がシビアになってスイートポイントが狭まるな、というのが感想。
一段のパターンでメーカー統一しても、特にサウンドに影響するということはないかな?という感じ。であれば安いトラスコをたくさん買うのがお得かな。
モニタースタンドへ振動が伝達する具合はだいぶ減ったため、当初の目的はクリア。
ちなみにまだ耳の高さまで15センチくらい足りないです。椅子で仰け反ってちょうどいいスポット。
しばらく防振ゴム二段で使ってみて、減らしてみたり、間のコルクを鉄板にしたりとか試してどうなるかな~とか考えてます。
最上段のコルクはIKEAの器型コースターがピッタリという記事を見かけたため今度交換しようと思います。モニタースタンド買うときに一緒に買っときゃよかった…。
おわりに、今後購入予定のものを。
純正のカバーが上にぽんと置いてるだけなので、密着タイプのデッキセイバーに替えようかなと。
あとデッキセイバーならステッカーべたべた貼っても罪悪感がない。
メインの針はSHUREになったとはいえ、やはり適当にたくさん聞く時は安めの針で。
現状オーディオテクニカの安針があるとはいえ、それなりに音量が落ちるので手間を考えたらOrtofonがやっぱ強いよな~という感じ。
樽屋もいいかな?と思いつつ、それはそれでまぁまぁ金額いくのと、入手の容易さでOrtofonに軍配があがるかな、と。
今回買ったものより一回り大きいサイズ。
サブモニターのFOSTEX用に切ってサイズ合わせたらいいかもな~と。
そこまで優先してやることでもないのでそのうち。
今回はこんなところです。またオーディオ関係は小ネタ溜まったら公開しようと思います。(今年目一杯使ってこんなもん)