ギター/ベース ストラップピン交換

ギターやベースのストラップにこだわる人はたくさんいるかと思います。

 

ただストラップピン、こだわってますか?

せいぜいロックピンに変えた!くらいの人が大多数だと思います。

 

王道はシャーラーですかね。自分もシャーラーだったり、シャーラーの模造品で統一してストラップロックしてました。

今回はそんなストラップピンを自分の持ってる竿すべて「統一」したので、そのレビューです。

 

 

今回ストラップピンを変えるのは、ロックタイプも、普通の取り付けもどっちもいけるようにしたい、なおかつ外れないよう工夫ができるようにしたいというわがままからきてます。

というのも、LEVY'Sのストラップを買ってみたところ、品質の良さでもっと欲しい!ってなったので、じゃあピンもこだわるか、と変更した次第です。

 

 

 

上記ふたつの「Print Series」と、ポリプロピレン製のMSS8のグレー、コットン製のMSSC8のブラックを購入しました。

 

そして肝心のストラップピンですが、SCUDのEP-13Cです。

シャーラーの互換品じゃねぇか!とお思いの皆様も多いでしょう。以外と、こいつが使えるのを知ったのは、あるリペアショップの動画で紹介されてたのを見て自分も見直しました。

 

 

funk oijsanの動画、割とエグめにツッコミを入れるのでちょこちょこ見てます。面白いですよ。

動画の内容としてはストラップピンとして、その角度と止まる部分のエッジがしっかり効くので通常のストラップピンとして使うにも良い!という感じです。

 

実際、純正品などと比べるとどうなんだろうと、自分も検証してみました。

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竿の品名の下に書いてある数字は、そのままストラップピンの長さです。

レジェンドはまず外れやすいですね。引っかかりがない。

TS400のは若干ひっかかりがあるので使えなくはない。けど短め。

セイモアダンカンと書きつつも、実際はESPのジャズベ。ひっかかりなし。

ギブソンはそもそもでかくすることでぜったい外れないようにする意思を感じます。

 

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Ibanezもひっかかりが多くて取れにくくなってます。

HofnerはIGNITIONシリーズなのでもはやご愛嬌。

シャーラーロックピン純正と比べ、SCUDは底面が浅めです。しかしひっかかりの部分もちゃんとあり、実際にストラップが挟まる部分が長めに取られています。

 

自分が買ったLEVY’Sは穴部分が厚めなので、安いものほど使えなさそうです。SCUDに変えることで、ストラップひっかけて、その上でジムダンロップFenderから出てるストラップロックを使えば絶対外れないストラップになります。

 

というわけでたくさん買ってきました。作業開始です。

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全部SCUDに変える!といいつつ、実はギブソンだけ変えませんでした。

というのもギブソンはネジの太さの問題があってネック側とブリッジ側で太さが違うこともあり、むやみに変えてメインベースなのにかっこわるくしたくないので、純正シャーラーロックピンです。

 

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ネック側はゴムタイプでロック、ブリッジ側はジムダンロップのストラップロックを使用しています。

ジムダンロップのストラップロックをブリッジ側に使うと床に直起きしても、ストラップロックが着地してボディもストラップも傷つけないので利点だらけ。おすすめです。

これまでのシャーラーロックもしっかり使えます。

 

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しかしLEVY’Sのロゴが見えるだけでちょっとブランドっぽくなってかっこいいですね。愛着~。

画像はないですが、Ibanezと改造ストラト君もしっかり変更しました。そっちはシャーラータイプを取り付けたストラップを流用。

 

ただネジ回すだけなのでそんな時間もかからずできたのですが、一つだけ問題発生。TS400のネジを外していたところ、中でねじが折れました。

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しかたないので横に穴開けて位置はズレましたが、直しました。

いつか修正するんですかね…?

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ちなみにTS400、このブログで写真を出すたびにノブが変わってます。一周回って、純正ノブ。一番使いにくいけどアリアプロⅡらしいのでやっぱり好き。

 

 

ちょっとトラブルもありつつ、一応SCUDへの交換を完了させました。

 

さて、LEVY'SのPrint Seriesをセイモアダンカンに、ポリプロピレン製のMSS8のグレーをTS400に、コットン製のMSSC8をHofnerに取り付けました。

Print Seriesとコットン製のMSSC8は非常に肌触りもいい感じです。

ただポリプロピレン製のMSS8は正直ERNIE BALLの定番のやつのほうがさわり心地いいですね。

今後買うとしたらMSSC8の色違いか、Print Seriesでいい感じのを発掘すると思います。いままで黒ポリ統一してたのもあって一つの趣味がまたできた。

 

そんな感じで、ストラップピンの記事でした。割と散文化してしまったのはそもそもネタ決めずに書き始めたためです…。